
今月のカード代高かったなぁとか、飲み会にお金結構使っちゃったなとか、普段生活している中で自分のお金ってどんぐらいあるんだっけと思うことがあると思います。
著者は、22歳に入社した際に、30歳までに1000万貯めると決めてから、いろいろな波乱万丈を乗り越え、27歳のころ、金融資産1000万を超えました。

今回は上記を達成するために考えていたことや、プロセスなんかをご紹介したいと思います。
この記事の目次
1000万貯めるために必要なプロセス・考え方
1000万円貯めるのにはどう考えていたのか?意外かもしれませんが、入社当時の自分は、ゲームのような感覚でモデルケースを設定して、自分の人生の達成目標とアクションを定めていました。『絶対に達成しなければいけない』といった追い込みをする感覚よりは、『こう工夫すれば達成できるかも』といった楽しむような感覚でした。
今回は当時考えていた目標の設定やモデルケースを思い返してみます。

①前提条件の設定
【前提条件】
- 22歳新卒
- 30歳までに1000万の貯蓄をする
- 入社当時の貯蓄額は0円とする
- 入社当時負債はないものとする
22歳大卒が入社してから30歳になるまで約8年あります。※誕生月によって変わるので今回は8年で固定。上記の前提条件を踏まえ、30歳(8年後)に1000万貯蓄しているためにはどのようなプランが必要かドリルダウンしていきます。
②目標値(いつまでに・いくら)の設定
自分の達成したい貯蓄額をまず初めに設定しましょう。
今回は1000万円を30歳までにという目標を立てました。ちなみに当時1000万を目標に定めた理由は響きがいいからです(笑)
ここからは具体的に目標を細分化していきます。
③年間レベルではいくら貯蓄に回せば100%達成できるのか
目標を達成するために必要な年間貯蓄額を把握しよう!
目標貯蓄額 ÷ 必要年数 = 年間貯蓄額
今回の場合、1000万 ÷ 8(年) = 125万/年 という結果になります。
年間の貯蓄額がわかったのでもっと細かく月レベルで計算します。
④月換算でいくら貯蓄に回せばいいのか
目標を達成するために必要な月間貯蓄額を把握しよう!
年間貯蓄額 ÷ 12(ヵ月)= 月間貯蓄額
今回の場合、125万 ÷ 12か月 ≒ 10万4200円 という結果になります。
ここまでで月に10万ちょい貯めれば1000万に30歳で到達することがわかりました。
ここでいや、もう無理だ。。貯められないよといってあきらめてしまい、くじけそうになりますが、もう少し具体的な目標との距離をだすためさらに計算していきます。
⑤自分の収入の把握
実は、みんなあんまり把握していない手取りの平均月給を知りましょう!
年間手取り金額 ÷ 12か月 = 月間手取り金額
手取り金額 = 収入 ― 社会保険料 ― 所得税 ― 住民税
源泉徴収票verだと以下を参考にしてみてね。
手取り金額=(1)「支払金額」-(5)「社会保険料等の金額」-(4)「源泉徴収税額」(所得税)- 住民税

ちなみに当時のこま犬は20万いかないぐらいでした!
⑥自分の支出の把握
1月に使用しているお金の額を把握しよう!
何にいくら使ったのか把握することが大事です。把握する媒体はなんでも構いません。家計簿でも、通帳の記帳、クレジットカードの利用明細でも、自分のわかりやすい方法で記録していれば大丈夫です。

⑦月間貯蓄平均の算出
自分の月間貯蓄平均を把握しよう!
月間手取りー月間支出=月間貯蓄となります。
⑧月間貯蓄平均と1000万に必要な貯蓄額の比較
さてここまで計算してきた月間貯蓄平均と、目標の貯蓄額を比較してどちらが大きいですか?
もし月間貯蓄平均が、1000万に必要な貯蓄額を上回っているのであればそれは文句なしです!
しかし、もしその金額対比が逆の場合、何かしらの戦略を立てなければいけません。

ただここで諦めちゃ何も変わりません!ここからが本番で目標を達成に対して仮説を設定してアプローチをしていく必要があるよ!
目標額を貯めるために必要な戦略
ちょっと話は変わりますが、今回目標としてる貯蓄というのはつまるところ単純で、以下の式で表すことができます。
所得(稼ぐ力)ー支出(使う力)=貯蓄
つまり、どのように所得をあげるかという要素、どこまで支出をお減らすかという要素、この2つの力によるものが大きいです。ちなみに上記の式の貯蓄の数%を投資に回すことで、所得(稼ぐ力)に+αということもありますが、基本はまず上記2点が最も自分でコントロールでき大事なものだと考えています。
・稼ぐ力
・支出をコントロールする力
+α 投資の知識
これらを踏まえて先ほどの計算とてらしあわせると、稼ぐ力はいくら上げなければいけないのか?支出は何%ぐらい削減しないのかという小目標ができます。そして小目標に対して自分のアプローチ(行動)を設定・達成してあげることでレベルアップしていきます。こういったことを考えていました。
簡単ではありますが、アプローチに関してもザックリふわっと紹介します。
稼ぐ力
基本的に多くの方はサラリーマン(雇われている方)が多いと思います。サラリーマンをしている方で収入を増やすにはそんなに方法は多くはありません。基本的に以下の3つの方法のうち、どれかをとる必要があります。
- 昇格して給与を上げる
- 副業をする
- 給与の高い企業に就職・転職する
ここを変える・改善することで自分がとれる選択肢の幅が大きく広がってきます。ハードルが高く感じるかもしれませんが、ぜひチャレンジしてみてください。

支出をコントロールする力
貯蓄を増やすためにはお金を使わなければいい。これは確かにそうですが、あれもこれも節約・節制!といったようにお金を使うことに対して、嫌悪感を持ちすぎてしまうのも、周囲からとっつき辛い人と思われたり、自分の好きなことにお金を使うことまで、時には阻害してしまいます。
一度自分が利用しているお金を、一度・ぜいたく品・必需品・固定費といったように分類してみましょう。締めるところは締めて、使いたいところにはつぎ込むといった、お金の選択と集中を実践して支出をコントロールしていくことが大事です。

ただこま犬にとってラーメン食べることは生きるための必需品です。(好きなものは必需品なのです!)
+α 投資の知識
補助的な要素といった投資ですが、実は色んな事を試行錯誤して試してみてます。
まずは自分なりに調べてみて、少額づつチャレンジしていくことをお勧めします。
- 日本株
- 外国株
- S株
- 投資信託
- NISA株式
- 積み立てNISA
- 仮想通貨
- AI(ロボアドバイザー)
- 確定拠出年金(401k)
- 自社株
- 財形貯蓄
- REIT
- ポイント

まとめ
みんな気になるほかの方のお財布事情ですが、個人的に思うことは、ほかの方はあんまり気にする必要はありません。こま犬としてもゲームのようなレベルアップをするような感覚で貯めていた感触が強く、○○万円持っていなきゃだめだといった強迫観念にさらされるような貯め方はしてませんでした。
むしろそのような方法をとっていると、自分のやりたいことを見つける視野が狭まってきてしまうなと思ってます。自分の今やりたいこと、体験してみたいことに関して、積極的にお金を使いながら、締めるところは締めて、マネープランの選択と集中をしていきましょう!ぜひ楽しみながら資産形成のプランを考えてみてください。
もしまだ目標決まらないなとか何をすればいいんだろうと足踏みする方がいたら、ぜひ下記記事参考にまずは100万目標にトライしてみてください!

みんなの参考になったらうれしいです!