
最近のコロナ禍において対面で打ち合わせやお客様先への訪問作業がめっぽう減るようになりました。このコロナの影響で仕事のスタイルが変わってきていますね。
特に先日、面談・面接をオンラインで受ける機会があり、自分の新入社員の頃と変わったなと思う機会がありました。今までは企業に赴いて面接官と希望者が顔を合わせて対談するのが一般的ではありましたが、最近は異なるようです。今回は最近のデフォルトになりつつある面接『Web面接(オンライン面接)』に関して自分の体験も踏まえて記事を書いていこうと思います。
この記事の目次
オンライン面接とは
Web面接(オンライン面接)とは、企業の採用担当者と就活中の方のPC間をインターネット回線でつないで実施する面接のことを指します。実際の質問内容は、対面で行う際と変わらず、Web面接でも話す内容自体に違いはほぼありません。
大きく違うのは、「PCを使う」「自宅環境から面接を行う」「画面越しでコミュニケーションを行う」という3点です。
Web面接では、画面越しに向けて相手としゃべることになります。自宅のインターネット回線やPCのスペックによっては音声や映像にラグが発生し、微妙な間で話すことになり、相手と発言が重なってしまうこともしばしばあります。
また面接会場とは異なりご自宅の場所によっては騒音やご家族の生活音が入ってしまう可能性もあり得るかもしれません。
ただこういった不安に関しても、事前に準備をすることで対策をすることができます。

下のほうでもう少し詳しく話します。
オンライン企業の取り組み度合い
リクルートキャリアさんの調べによると2020年ごろ3月時点で約30%の企業が導入済み。検討も含めると50%を超えるということで、今現在2021年ではより多くの企業が、オンライン面接を採用していそうです。
リクルートキャリア|採用担当者に聞く、オンライン面接の導入状況
https://www.recruitcareer.co.jp/covid19_hataraku/hr/data01/
また大体の企業が自社で契約しているWEB会議システムを用いて就活中の方にURLを送付し、面接を行います。あらかじめ有名なWEB会議システムの最低スペック要件を満たすような環境を用意しておくことが望ましいかと思います。
TEAMSの最低スペック
https://docs.microsoft.com/ja-jp/microsoftteams/hardware-requirements-for-the-teams-app

通信制限のかかっていない回線(笑)、イヤホンマイクは必須かなぁ。
ZOOMはwindows10サポートのみになってるから、出来たらwin10端末でオンライン面接に臨みたいね。
オンライン面接のメリット・デメリット
メリット
・移動が必要ない
面接会場に行く必要がなく、自宅から面接をすることができます。単純に時間の節約もさることながら、地方から都心の会社への面接も実施することが可能です。わざわざ受かっているかわからない状態で飛行機や新幹線に乗る必要もなく、希望できる仕事が増えてきています。

・回数を多くこなすことができる
これはオンライン面談というよりも、履歴書や職務経歴書の話ですが、多くのオンライン面談を実施している会社は履歴書等もデータで受付をすることが多いです。
自分が学生の頃は、企業に対し1枚1枚手書きで出しなさいといったケースも多く、一字間違えただけで全部書き直しといった修行の時代でした。経歴がデータになりコピー&ペーストで新しい経歴書を瞬時に作成できるようになったことで志望理由以外使いまわすことができ、より多くの会社さんへアタックすることができます。

デメリット
・通信・アプリケーショントラブル等の対応
普段からZOOMやTEAMSといったWEB会議ツールを使い倒している人には問題ありませんが、みんながみんなそうではないかと思います。誰しも初めて使うアプリケーションには慣れが必要です。ZOOMやTEAMSは無料で使えるケースも多いので友人等に使い方のテスターになってもらうのもいいかもしれません。

・普段のしゃべりができない
オンライン面談は基本カメラをオンにして行いますが、その分情報量も多く、ラグが生じたり、画面越しのコミュニケーションでは中々いつもと感覚の違うコミュニケーションになったりします。
ここに関しては慣れが一番大事だと思っており、複数回様々な企業に応募してみて、自分の経験値をあげていってもらえればと思います。
まとめ
最近では、マッチングの敷居が下がったことから、カジュアル面談といった採用ステップ以前の情報交換の場も生まれてきています。こういった時代に即した手法が生まれてきた際に柔軟に対応して、うまく自分をアピールしていけるようになりましょう!