はい。こんにちは。こま犬です。
先日書いたLinkedInの記事に、思った以上に多くのレスポンス頂けたため、今回もそっち系のネタ(アクセンチュアさんで選考を受けた話)でブログにしてみました。
この記事の目次
アクセンチュアを受けるに至った経緯
今回はLinkedIn(リンクドイン)経由で人事の方からオファーを頂き、面談を実施したうえで、選考に臨みました。
後半は『おーい。なんでやねん!!』思うこともありましたが、楽しかったし、いい経験になったので記事にしようと思います。もし良かったら最後まで見てってください!
LinkedIn(リンクドイン)でのオファー
ある日、LinkedInからメッセージが届きました。
Accentureにて、人事を担当している○○と申します。
これまでのご経験を拝見させて頂き、バックグラウンドに合い、かつ、今後のキャリア希望にマッチした弊社ポジションをご提案させていただきたくご連絡致しました。
アクセンチュアはIoT、AI、Big Data Analysis等、今後のグローバル競争に向けて、各業界のトップ企業の戦略立案~デジタルトランスフォーメーションを支援・協業させて頂いています。
現在、弊社ではこま犬様のご経験を活かしていただけそうなポジションを複数募集しております。
お時間を頂戴できるようでしたら、お電話もしくはWeb会議ツール(Teams)にて面談の機会を頂き、キャリアアップ・待遇アップの可能性を広げるお手伝いをさせていただけないでしょうか。以下略。
そう思い、快く面談に臨ませていただきました。
カジュアル面談の実施
カジュアル面談では会社概要から、募集している職種、福利厚生まで幅広くお話を聞きました。
自分あまり詳しく、知らなかったのですが、アクセンチュアさんって1万5千人もの従業員の方がいらっしゃるそうです。コンサル+SEのイメージで割と少数派のイメージでしたが、結構な大規模な会社さんだったと初めて知りました。またプロジェクトも億単位のものが多く、しっかりとした利益の確保と従業員の基盤がそろった会社さんだなという印象を受けました。そして面談を一通り終え、
職務経歴書+履歴書作って出してください
と推されたため、せっかくだし、受けてみるかと書類を出してみました!
数日後、、、
選考の結果
この度、社内の可能性のある複数組織でポジションを検討いたしましたが、こま犬様のご経験とご希望に見合うポジションのご用意ができず、残念ながら今回については貴意に添えない結果となりました。
お時間を頂戴したにも関わらず、このようなご連絡をさせて頂くかたちとなり誠に申し訳ございません。
まさかの初手、お祈りメール到着
…
…くっ、くやしい。。そっちからオファー来たのに。。。
…これが、気のあるようにみせる小悪魔系コンサルのやり方かよ。。。
…
…とまぁいつまでも嘆いていても、結果は変わりません。ここで終わってしまっては何にもわからないのでメンタル強く持って、敗因の分析作業に切り替えます。こま犬はこういう時の切り替えの速さには定評があります!!
…
こま犬『すごくいい経験でした。貴重な時間をありがとうございます。結果については残念でしたが、私の至らない点があったのだと思います。もし可能であれば要因等教えていただけますでしょうか。』的なメールを送付。
選考の結果 おまけ
大変申し訳ございません。
詳細なご理由についてはお伝えできないこととなっておりまして。
何卒ご理解賜れますと幸いでございます。
敗因の分析
結果からみても、今回は完全敗北したようです。。むねん。。
ただよくよく考えてみてると人事の方から、オファー頂き、かつ実際、30分程度しか会話しておらず、書類だけで落ちるとなると、どこかに決定的な敗因があります。
そこでちょっと自分なりに今回の選考プロセスを整理してみると、以下のように分けられました。
①プロフィール閲覧
人事評価(良)→次の選考プロセスへ
②カジュアル面談
人事評価(良?)→次の選考プロセスへ
③書類選考のプロセス
人事評価(悪?)→選考終了
①はアクセンチュア人事の方から選考オファーを頂いているので問題なし。
③書類選考は、(悪?)と記載していますが、①の内容をもとに深堀してるため、そんなに悪くないんじゃないかと思います。というか職務履歴送って、人事の方、見ながらよくできてますねとか言ってたし。。
そうなってくると1番怪しいのが②カジュアル面談です。個人的な感触では、今回ほぼ②にダメだった原因があったと考えてます。
※よく②のカジュアル面談は選考プロセスに入っていないといわれるけど、そんなことはない気がしています。選考のフローにはたしかに入っていないけど、選考結果には影響を及ぼすと感じました!!
ここからは筆者がアクセンチュアさんに落ちた理由を振り返り、カジュアル面談で失敗する理由を〇〇説として提唱していきます!
こんなカジュアル面談は落ちる【3選+α】
提案してきた部署以外の業務に興味を出してしまったら落ちる説
今回、人事の方が提案してきてくださったのは、保守系の部隊や開発部隊でした。ただ私が食いついたのはクラウド関連の部隊。質問内容も、クラウド関連の質問が多かったかもしれません。
会社側にも不足している部署の事情があり、違うポジションに興味を持つと、人事としても『これはマッチした!!』と思ってもらえませんね。
福利厚生推しに、微妙な空気を漂ってしまったら落ちる説
アクセンチュアの福利厚生制度は非常に整っているらしく、特に育休などは女性取得率(100%)+男性の育休も取得率(40%)と高いそうです。さらにただ取っているという形だけではなく取得された方の平均育休日数100日を超えている。(3か月を超える)そうです。
ただこま犬は昔から福利厚生推しされても、そこまで響かないどころか、ごり推されるとちょっと苦手なタイプ。
就活生が『福利厚生教えてください』というのもあんまり好きではないし、企業が『うちの福利厚生はすごいんです』というのもそんなに好きじゃないんです。
※言葉で表しにくいのですが、本筋とちょっとずれてない?的な感覚になります。
『ほー。なるほどですねー。それはすごい!』と言ったリアクション芸しかできなかったのを、見好かされたのかもしれません。
用意したポジションと給料が見合わなかったら落ちる説。
これは、、、1番大きかったと思われます。。提示された給料は明確な数値は出されなかったものの、現給料より最大100万以上下がる可能性ありとわかりました。
おそらくこの関係が発覚した際に、私の顔に『あっ、これメリットなくね。』という顔と、人事の方は『あっ、これ来ないやつだ』と互いに察しが走り、若干空気が止まりました。。。
人事のKPI目標が『面談して、選考書類を送った件数』説。
上記の関係に気づいてから、『給与の話は採用されてから、話すものですからとりあえず申し込みましょう!』という感じで推され、若干、押せ押せ感がありました。。かつ面談から5日以内に職務経歴書と履歴書を作成して提出と期限が切られていたし。。(普通こんなんなのかな?)
ただ個人的にはこんなに推してくれるし、試しに受けてみるか!!と思いなおしてたのですが、まさか初手で詰むとは。。(笑)
、、これ経歴とか持ち上げてくれてたけど、人事の方のKPI目標が面談やって書類選考に進む件数でとりあえず申し込ませて、秒でこいつ来なそうと切ったんじゃないか?
むしろそうであってくれないとなんか悲しい。。
※注意:全部妄想と憶測にすぎません。最後のはやつあたりです。アクセンチュアの人事さんごめんなさい。
まとめ
たとえ落ちたとしても自分の経験にはなるし、世間に必要とされている技術者の一部がわかります。落ちることでメンタル的に削られる人は合わないかもしれませんが、緩く『これからどうしようかな』と考えていた自分には、気軽に選考やったりするのはマッチしてたんじゃないかなと思います。
実際にアクセンチュアさんお話を聞いて素直にいい会社だなと思いました。一昔前は、残業過多と言われていましたが、最近の体制でずいぶん変わってきているようです。社内でキャリアパスや案件の紹介してくれる制度も整えられていそうで、いわゆるSIerやSESでの案件ガチャという運要素も少ないのかなと感じました。
またもしご縁がありそうでしたら、チャレンジしてみるのも良いかなと思いました。
以上、アクセンチュアさんの選考でした!
前回の記事はこちら。