こんにちは。つよつよエンジニアになりたい、こま犬です。
今回は先日、AWSさんからオファーを頂く機会がありましたので、その話を記事にしようと思います。
この記事の目次
LinkedInからのオファー
毎回、突然来るLinkedInオファー。
I’m XXXX with the AWS Global Talent team recruiting . I hope you are doing well. AWS is aggressively expanding our capabilities in ▲▲ ・・・・・・
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The team is well-funded and the role would provide a sizable base and sign-on bonus, as well as AMZN stock. You will have questions and I’m here to answer them. Let’s schedule a short call and help you understand if this is the right fit for you.
日本語で対応する事ができますので、ぜひ、本件の詳細についてご案内させていただきませんか。I look forward to speaking with you soon.
ただ今までで来たオファーで、一番なんだかすごそうなポジションだぞ。どうしよう。。。
普段英語のドキュメントはひたすらGooglechromeの翻訳機能にお世話になっているこま犬。
人並程度には読めるけど、全然しゃべれない。
とりあえず日本語でもいいと書いてるので日本語のメールで返信してみました。
~~ Do you prefer a phone call?
おっ、食いつきがすごいけど、、、、まてまてEnglish喋れんて。。
とりあえず落ち着けるよう返信。
※その間、ひたすら日本語で返すこま犬(笑)
英語、日本語、英語、日本語といういびつな言葉のドッジボール大会。
一回、日本語でメールしてしまったが故、こちらも英語に切り替えずらい。。。
…
…
その後もやり取りをする中で、結局、日本語を話せる人が対応してくれることになることまでこぎつけ、お話を伺うことになりました。この時点で結構、こま犬はやりとげた感出てました。
カジュアル面談の実施
カジュアル面談では、会社の概要や今回、募集しているポジション等教えていただきました。
どうやら今回のポジションはお客様の案件を担当しながら、マネージも行う、プレイングマネージャー的な立場。上司も外国の方で、英語も時たま使うことはあるとのこと。
なぜ自分?とびっくりしましたが、今までの経験の中で、担当+PL、PMを経験してきたことを評価していただけたとのことでした。ただ個人的には『AWSの中でのプレイングマネージャーってどこまで規模おっきいんだよ。。』と一人心の中でつっこみを入れてましたが(笑)。おそらく規模関係なくそういう経験が大事なのでしょうね。
そして何より、驚いたのが、そのポジションまだ日本には2名しかいないとのこと。。
今までオファー頂いたマイクロソフト、アクセンチュア、PwCなどの中でも、もっとも凄いポジション。
てか日本に2人って。。。素で固まりました(笑)
みんな気になるお給料のお話
絶対、みんな気になるので聞いてみました。
….
….
….ふっ。
あれ!?成果報酬によって大きくぶれるって話だったけど、、これで最低ライン超えてるのか。。
改めてあっ、これすごいポジションだと理解しました。
ちなみに外資系の給与の場合、以下のような構成で決定されるそうです。
サラリーレンジ:ベース(いわゆる基本給)+サイニングボーナス (いわゆるボーナス)+RSU(自社株の配布)
最低でも1000万こえるというということは、どこまであるんでしょうか。ちょっとこま犬には感覚がわかりません。。
採用のフロー
採用のフローは日本語+英語の職務履歴書に加え、面接(英語面接あり)というもの。
ただ英語の重要度はそこまで大事ではなく、どちらかというと技術に対して明るいことのほうが大事だということでした。
またAWSをどれほど知っているかというよりも、その要素の技術知識についてどれほど理解しているかというほうが大事だそうです。
辞退した理由
AWS人事の方は非常に親身になってくださり、英語が不安といった際には、個人的にスピーキングの練習に付き合うよ!など凄くいろいろと推していただき、非常に迷いましたが、結局辞退する決断にいたりました。
いろいろ考え迷ったのですが、今回辞退にいたった理由を3つ挙げてみました。
英語のハードル
昔は英語もそんなに嫌いではなかったけど、社会人になってから一回も海外行っていないし、英語なんてドキュメント読むぐらいしか使っていない。。そんな中で、経歴書+面接で英語を突破するのは至難の業。
また上司との評価面談等も英語とのこと。シンプルに委縮してしまった感がありました。。
※この面談を受けて、やっぱり英語しゃべれるようにならないといけんなと、秒でUdemy講座 買いあさりました(笑)
エンジニアとしての責任
日本で2人の役職のポストをご紹介いただけたのは非常にうれしいし、やりがいを感じるだろうと思ったものの、果たして今の自分にそのキャリアが務まるのだろうか。。と普段、とりあえずやってみよう!と前向きなこま犬がビビり散らかしました。
サポート業務を担当した方ならわかるかもしれませんが、お客様からしたらメーカやSIerのエンジニアは全員『何でも聞いたら答えられる人』として扱われます。
AWSでプレイングマネージャーとして動くということは、その看板にのっとた大きな責任が伴うと考え、面白そうでもあり、難しそうでもあり、非常に葛藤してましたね。。
自社との比較
『世界的有名企業で技術者として働けること』は非常に魅力的な環境ですが、『自社である程度、評価を頂けており、働きやすい環境を捨てるのか』というところを天秤にかけ、右往左往していました。
最終的には、タイミング良く(悪く?)社内でどうしても外すことのできないポジションにつくことが決まったため、今回は見送る形とさせていただきました。。
まとめ
福利厚生もよく、ポジションの役割も給与も申し分のないご紹介ではありましたが、結果的にパスする形式となってしまいました。AWSの人事の方も非常に優しく、すごくいい方達ですし、内定に向けたフォローもものすごく手厚くしてくださいました。
今回、パスという決断に至ってしまったのは、自社での外せないポジションとタイミングが重なってしまったというのもありましたが、正直、ビビったところが大きいのだと思います。自分が今まで仕事を行ってきた6年間で、果たして世界を代表する企業さんの中で、エンジニアとしてやっていけるのというところ。そこに自信を持って飛び出すという結論が素直に出せなかったのが敗因かなと思いました。
おそらくまだ募集は続けているとのことなのでAWSに行きたい方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか!私も、今以上に実績を積んでつよつよになったと自信を持てたとき、改めてチャレンジしてみるのもいいかなと思いました。
ただ技術もメンタルもつよつよエンジニアになりたい!!と強く思えるきっかけになった話を聞けて良かった。AWSさん、ありがとうございました!!
このプレッシャーを楽しめる余裕もった心をもってることを目指して!
現状は目の前のお仕事、完遂出来るようにがんばろうと思います。
ではでは。雑記失礼しました。読んでいただきありがとうございました!
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